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猫への思い

 にゃ!猫好きです。


 今回は私が昔飼っていた猫達への想いとある猫との別れの話。


 私の父は、大の猫好き。父も幼少期に猫を飼っており、アルバムを見せてもらうと、白黒写真の飼い猫の写真がある。そんなこともあり、私が物心ついたときには、もう家には猫がいた。最初の猫の名前はミーコ。綺麗な白が多い三毛猫。ミーコは随分と長生きした猫だった。たぶん15年以上は生きていたとおもう。

我が家は基本的に外飼いだったので、毎年のように、子猫を生んだ。当時は毎年子猫が生まれて喜んでいたが、今思うと、毎年親離れしていく猫達は野良ネコになっていったわけで、その中には他の家に飼われた猫もいるだろうが、交通事故に遭った猫、保健所に行った猫達もいることだろう。このことを考えると今でも心がつぶれる思いだが、当時は子供だったこともあり気が付かなかった。

 私は、この過去の猫達への罪滅ぼしという思いではないが、スーパーやコンビニなどで、動物愛護の募金があれば寄付している。子供の頃の私は、猫好きであっても、猫を本当の意味で愛していなかった。
 
 そんなミーコが生んだ猫の中で、ある一匹の猫がいた。名前は『かんたろう』しかしメスである。通称、かんぶー。当時流行っていた『北風小僧のかんたろう』から名前をとって姉が命名。模様がまだらな三毛猫だった。

 数多くいた猫達の中でなぜこの猫を覚えているかというと、この猫、親離れしなかった。ミーコに怒られても、しらんぷり。兄弟達は独り立ちし、居なくなったのだが、この猫だけは家に居続けた。

そしてかんぶーも子猫を産むようになる。猫は一度に3~4匹の子を産む。いえではミーコとかんぶーが一度に出産して、一時、10匹なんてこともあった。そんなことが数年続くが、ようやくこれではいけないということになり、避妊手術をする。この頃にはすでに、ミーコはいなくなっており、家にいたのは、かんぶーと最後の子猫2匹。

 数年たった頃、かんぶーの体調が悪くなる。ご飯を食べようとするのだが、口の中が痛いらしく、うまく食べられない。ウェットのご飯にするが、それでもうまくいかない。

 この頃、勤めていた会社で異動があり、私は工場勤務から、外のサービス部門に移る。基本的に時間が不規則で休みもない。朝早く出て、夜中に帰る日常が始まる。

 しばらくはがんばってご飯を食べていたかんぶーだが、次第に食べなくなり痩せていった。
父も仕事で毎晩遅く、姉は結婚して横浜に。母は基本的に動物がダメ…
私はなんとか休みをもらい病院に看てもらった。

病院で看てもらって、薬を貰えば、きっと良くなると信じていた。しかし病名は、



 猫エイズが原因の口内感染症…


 もう回復の見込みはないと宣告された…


 私は後悔の念で心が潰れそうになった。なんでもっと早く病院に行かなかったんだろう。

一応口の中の腫れを治す薬をもらう。一時的に食欲は回復した。少しばかり太った。私はこのまま治るんじゃないかと思った。しかし体調はまた悪くなり始める。口が痛いため、口を閉じれず、よだれがでて、グルーミングもできず、次第に野良ネコのようになっていってしまった。

そんな時、私は1週間の出張。出張先から毎晩家に電話をしてかんぶーの様子を聞いていた。ところが3日ほど前から居なくなったと母が言う。私はもう仕事どころではなかった。

 そして忘れもしない12月23日

 出張から帰ってきた私は代休をもらい家にいた。まだかんぶーは戻らない。そんな日の夜中、部屋の窓をカリカリっと擦る音。外を見ると、そこには寒い中、かんぶーが座っていた。私は急いで部屋の中へ入れて、寒さで冷え切ったかんぶーを布団にいれ温めた。布団が汚れようと、服が汚れようとそんなことは関係なかった。
 私はかんぶーを抱きしめ、いつの間にか泣いていた。1時間くらい布団で温めただろうか、私はグルーミング出来ないかんぶーの代わりに綺麗に体を拭いてやりマッサージをする。すると私の顔を見ながら

 にゃ

 と小さい声で鳴いた。

すると、窓の方へ行き、またカリカリ。トイレかな?っと思い

「寒いから、早くかえってくるんだぞ」

と言い、かんぶーを外に出す。しばらく待っていたが、かんぶーは帰ってこなかった。いつの間にか私は寝てしまっていた。

そして朝、母の声で起こされる。ふと母の顔を見ると目には涙が溢れそう。

私はその母の涙の意味をすぐに理解した。



そして家の脇で倒れているかんぶーがそこに居た。




さっきまであんなに温めた体が冷たくなっていた…


私は冷たくなったかんぶーをタオルに包み、さっきまで一緒にいた部屋に戻る。

私はたぶん今までの人生の中で一番泣いた。

いつしか泣き疲れて、眠ってしまった。

夕方起きると、横浜から姉が来たらしく、アルコールで更に綺麗にかんぶーを拭いてくれて、きれいに箱に入っていた。



 最後に私に向かって鳴いたのは、かんぶーなりの最後の感謝の気持ちだったかもしれない。


 現在、我が家には3匹の猫達が元気に走り回っている。完全室内飼いなので、事故や外からの病気の心配もない。しかし、もう二度とあの時のような後悔はしたくないので、予防接種や少しでも具合が悪いと病院の先生に相談する。

本当に猫を愛するということを教えてくれたかんぶー。

その存在は私の心の中で今も元気な姿で生きている。


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Tag:ねこな話  Trackback:0 comment:2 

Comment

蘭 URL|最後の
#- 2012.03.23 Fri14:00
ちゃんとお別れできたんですね
きっと

ありがとう

って 意味だと
思います
アメショ URL|蘭さんへ
#- 2012.03.24 Sat03:32
 こんばんは^^

最後にちゃんと看取ってやれなかったのが、残念でしたが…

あの子なりのあいがとうだったと思います^^


コメントありがとうー^^
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